
COLUMN
川の役割
佐賀県には461の川があり、それぞれの川が役割を果たせるよう国、県、市町で管理、整備を行っています。
今回は川の主な3つの役割について、お話しします。
役割①降った雨を安全に海に流す
川は地表に降った雨が集まってできています。
そのため大雨で水がたくさん集まった時には、川から水があふれだすことがあります。
そうならないように佐賀県では川を大きくする整備や川をパトロールし、川の中にたまった泥を取ったりして、降った雨を安全に海まで流せるようにしています。
役割②飲み水や田んぼの用水、電気をつくる
川を流れる水は飲み水になったり、田んぼの水として使われたり、水の流れる力を使った発電(水力発電)にも使われています。
身の回りに川がなくても普段、私たちが飲んでいる水道水や食卓に欠かせないお米は川の水を使って作られているので、川は私たちの生活にとって欠かせないものとなっています。
役割③みんなの遊び場、魚や虫が住むところ
川は動物の水場であり、魚や虫のすみかにもなっていて、私たちだけでなくすべての生物が生きていくうえで大切な場所となっています。
また、釣りやカヌー等の川遊びなどを通じ、私たちが水と親しむ場所でもあります。
佐賀県では川を大きくする整備に合わせて、魚が住みやすい場所をつくったり、私たちが川に親しむための場所をつくるなど、いろいろな工夫をしています。
河川砂防課ではKAWARUプロジェクトとして、川と親しむための活動(カヌー体験など)の応援・支援を行っています。
KAWARUプロジェクトHP:KAWARUプロジェクトについて / 佐賀県
また、森川海人っフェス!で、今回紹介した川の役割について、レゴブロックで作った川の模型を使った実験を通して学んでいただく、体験ブースの出展を予定しています。
令和7年度の森川海人っフェス!は10月18日(土)、19日(日)に開催されますので、ぜひお越しください。
「第7回 森川海人っフェス!」について:https://www.morikawakaito.org/event/6559/





