COLUMN
世界海洋プラスチックプランニングセンター(PLAPLA)とは

九州北部は、対馬海流、冬の季節風、狭まった海峡、入り組んだ海峡地形など、海洋ごみが漂着・堆積しやすいエリアで、唐津玄海エリアの海岸には大量の海洋プラスチックが押し寄せています。
このままでは、景観もよくないし、衛生面、環境面、漁業等にも影響が出始めていることから、佐賀県では平成30年から海岸でのごみ拾いの呼びかけをはじめました。
令和3年度からは「波戸岬ビーチクリーンアップ」と名付け、「森川海人っプロジェクト」の一環として、地元唐津市にも呼びかけ、それ以降、中学校や高校、NPO、企業など、様々な方々との連携を広げながら定期的に開催してきました。

令和7年10月20日までに延べ14回、2,250名に参加いただき、燃えるごみ2,310袋、粗大ごみ軽トラ99台分などを回収してきました。
県では、世界的課題である海洋プラスチック問題の解決を目指し、唐津の波戸岬に「世界海洋プラスチックプランニングセンター」PLA PLAを来年6月にオープンします。

未来の子どもたちのために、環境を守り、次世代につないでいくため、このPLA PLAでリアルな体験を通じ、学びを深めていくことで、一人一人の行動変容を促し、それが地球規模の大きな流れを作っていきます。
「佐賀の岬から世界の海を取り戻す」、佐賀県の挑戦にご期待ください。