
COLUMN
山の恵みはどうやって守られているの?

山の恵みはどうやって守られているの?
佐賀の美しい山並み、澄み切った空気や水。
そのどれもが、山間部で暮らす方の手で守られていることを知っていますか?

山の木々や植物がきれいに育つのは、山間部で暮らす方が「間伐」しているから。
混み合った木を間引くことで、山の中に太陽の光が届き、木も植物も丈夫に育ちます。
山が元気だと、美しい景色が守られるだけでなく、土砂災害が起きにくくなったり、雨水を蓄えてくれたり、水をきれいにしてくれたり、いろんな良いことがあるんです。

山が育んだ貴重な水が保たれているのも、山間部で暮らす方の努力があるから。
山から川への水路をきれいにしたり、川辺の草刈りをしたりすることで、水がきれいに保たれています。
そうすることで、お米を作ることができたり、飲み水を確保できたり、川辺で遊んだりできています。
私たちが安心して暮らせるのは当たり前ではないんですね。

私たちは日常の多くで山から自然の恵みをもらっています。
この自然を次の世代へつないでいくために、自分たちができることを考えてみませんか?