COLUMN
「佐賀の山」に触れてみよう!
経ヶ岳、脊振山、天山・・・
佐賀にはたくさんの山があり、県内最高峰の経ヶ岳でも1,000mと少しと、なだらかな「低山」が多いことが佐賀の山の特徴です。

そして、山から川、平野(まち)、海がゆるやかにつながっていて、実は山はとても身近な存在です。どの山も
その地域の暮らしや文化と深く結びついていて、山と山からつながった場所で暮らすわたしたちがいます。
一口に「山に触れる」といっても、方法はさまざまです。
例えば登山。
佐賀の山は低山が多いので、気軽に行くことができ、山歩きの経験が少ない方でも楽しむことができます。
県内各地に特徴のある山があり、同じ山でも季節ごとに風景が変わったりと、いろんな顔を見せてくれるので、何度でも楽しむことができます。
また、各地域に登山を通じて地域を盛り上げたいという思いを持って活動されている方々がいて、登山イベントなどを開催されているので、はじめての方は参加してみるのも一つの手です。
地域に思いを持って活動されている方々と一緒に山を登ることで、新たな視点で山を楽しむことができるかもしれません。

登山は少しハードルが高い…という方におすすめなのは、暮らしの中で山につながるものを探してみること。
例えば、毎日使っている机が木でできていたり、お箸が竹でできていたり…
日々食べているお米や海苔、パンを作っている小麦も、山からの栄養が川から平野や海に流れているからこそおいしく育ち、わたしたちのもとに届いています。
こうして改めて意識を向けてみると、山は遠く見えて、実はわたしたちの暮らしに密接にかかわっていることに気が付きます。
そして、登山はもちろん、わたしたちが山を意識してものを選んだり、使っていくことは、山やその地域を大切にし、盛り上げていくことにつながっていくのです。
ぜひこの機会に、「佐賀の山」に触れてみませんか?